Architecture

CONSTRUCTION / RECORD

高等学校生徒ホール改修 工事の記録

SHHS 高等学校生徒ホール改修の工事記録。解体、天井、棚田状の床、うねるカウンター、アイアン、仕上げ、検査まで、施工過程を現場写真とともに紹介します。

SHHSアフター
shhs090106今日は、去年夏に竣工したshhsの現場に行ってきました。用途上というのでしょうか?この物件は、1ヶ月後に点検をする約束になっておりその点検で出た不具合の直し工事が今日終わったので、最終的な確認で行ってきました。写真を見てわからないと思いますが...(笑)大きく?変わってます。
ちょっと付け足したのですが、機能的に良くなったのと同時に、デザイン的にも良くなったと好評でした。
これで、ひとまず完了です。
1ヶ月点検とCORIAN NEWS
shhs081121今日は、先日の1ヶ月点検の改善点の途中経過報告と最終的な施工日の調整に行ってきました。とっても良い見切り材が見つかって!試しに、それを現場にめぐらせて、確認していただきました。SUSの幅木ともマッチして、問題箇所の改善がより良いものに生まれ変わりそうです。

さて、戻ると、写真のものが届いていました!CORIAN NEWSという某メーカー(某になってないけど....笑)のカタログのような、機関紙のようなものです。前にも書きましたが、写真の撮り方が違うでしょ?内容を読みたい方は、こちらのサイトからPDFでご覧下さい。
検査日
shhs080828-1今日は、施主検査の日でした。施主側・現場側・設計側で総勢12名ぐらいでエントランスから入る。施主のお一方が入ると同時に、左手でグー(good)のポーズを取ったのを見逃しませんでしたよ。嬉しい瞬間。一通り、観終わり、残工事の説明と、AV機器の試しなどを行い、無事に終了!良かった~。とりあえずは、一安心。その後、消防の検査でした。特に問題もなく、無事に終了。で、写真は?って事ですが、工事に入る前の状態です。この空間がこうなったわけです。shhs080828-2残り2日で残工事が終わるかな~?まだ、奥では、サンダーの音が...(笑)幅木が相当残っている。手摺も残っている。とりあえず、頑張れ~!としか言えない私(笑)
ラスト3日
shhs080827明日の施主検査の前にと思い現場に寄ってきました。
あと一息です。養生が色々と取れてきて実際の空間にちょっとずつ近づいてきてます。代理人とちょっと打ち合わせしたかったんだけど...完全にテンパッていてそれどころじゃない様で明日の検査後にしました。今日の写真は、ここへの入り口部分というか、エントランス部分を内部から見てる感じです。まず、この四角の空間に入り、心の準備をする空間です。ここから、3方(前・左・右)への道に分岐します。

今回の設計で何をやりたかったのか?
始まりは「挨拶」です。ここの人々は、必ずすれ違う人に「挨拶」をします。
とても大切な方針で、最初に訪れた時には、驚きました。
あいさつ、すなわち相手とコミュニケーションを取るって事です。
コミュニケーション能力は、学力以上に重要な時代である今それをさらに推し進めたかったのです。
既存の施設は、机が綺麗にずら~っと並んでいるだけでした。
そうすると、目的地に行くには、大通りを通って、路地にはいって目的地に行くという道しか選択が出来なかったのです。
すごく機能的で秩序があるんだけど、新しい発見、出会いというのは、生まれにくいように感じました。大通り・路地というヒエラルキーもなんとなく押し付けに感じました。
各自が目的の所へ向かう道を、いくつもあるルートから選択できればと思いました。で、ルートを阿弥陀くじのようなルートを作りました。でも、これでは、行ったはいいけど、次どっちへ行けばいいの?ってね。(笑)先の目的地を見通せるように段差が出てきたんです。棚田の出現でした。この段差によって、着席者と歩行者の視線が苦にならない程度まで縮ります。
寄り道して、寄り道して(笑)いいじゃないですか、最短距離で進まなくちゃいけないわけじゃないでしょ?コッチに寄りたいんだから...。あっちにも顔出したいんだからってね。
あっち、こっちむいちゃって....。
きっと自分の好きな場所が見つかるはず。
気分によっても、場所を替えたいはず。

ところで?この施設の用途は?(笑)って話ですが、ご想像にお任せします。
これが嬉しいのです。
shhs080826カウントダウンが始まりました。残り4日です。家具もどんどん搬入されて、昨日のアイアンもあちらこちらに取り付けられました。今日の現場の一コマは、棚田の一番低い所から高い方へ観た感じです。前回より進んだのがお分かりいただけますかな?
さて、あちらこちらの仮囲いも外され、工事関係者以外の人も容易に内部を観れる様になりました。
女の子がエントランスの遠くから、「わぁ~!すごい、すご~い!」「先輩~!中見れますよ~!」無邪気に喜びを爆発させている子を見て、う~ん。これだよね。これが嬉しい時だな~ってつくずく思いました。

素直に感じたり思ったりした事を表現する事を大人は、成長とともに失って行ってるのでは。そして、思っても、感じても表現しなくなり、目に見えて不味い負の部分を話すようになるようです。良い悪いの判断基準も成長とともに、環境とともに変わってくる。
あいまいな部分だからこそ、良いと感じたことを表現することには、その人の本質の部分が出るので、出さないようにする。むしろ負の部分は、言いやすいんようです。私は、こんな所まで目が届くんですよ!的な...。
両方の目は当然必要なんだけど、プラスの話とマイナスの話でプラスマイナス0に最低でも持っていかないと進む話も進まなくなる。
アイアン
shhs080825-1今日の現場の一コマです。写真は、棚田の一番高いところから一番低いところまでを直につなぐちょっと曲がった階段部分です。今日からアイアンが取り付け始めました。で!また、色々とあって...その対応策会議中!
背中が見えているのが、先日の現場代理人のITさん。一緒に話をしてる「木村カエラ似の女性がアイアンのYさんで、手前のばっちり目線があっちゃってる人がITさんの下についているOさん。写真なんて撮ってる場合か~!って話もありますが...。
shhs080825-2現場に搬入されてきた他のアイアンたちです。う~ん、可愛いね~。色は、もう少し薄くても良かったな~と思いつつ。これは、そんなに大きくないけど、さっきの階段の手摺のアイアンは、ちょっと前に書いた何mにもなる青焼きの原寸図から作っているんですって。驚きですね~。
現場は残すところあと1週間をきりました。殆どの部分は、最終工程に入っており、目に見えて命が吹き込まれていってる感じです。終わっちゃうのさびしいな~(笑)
背中が語る?
shhs080821今日の現場です。って言っても、現場代理人ITさんの背中です。約2ヶ月の現場でしたが、ここまで超~頑張ってもらえました。感謝です。が、残り1週間ちょっとでさすがに....って感じが背中からにじみ出てますね。お疲れ様です。あとちょっと頑張ってくださ~い!今日の用事は、写真で観てわかるように幅木の話です。大理石の幅木から始まって、色々な諸事情を経て最終的には、木幅木とソフト幅木で作ります。で、そのソフト幅木が特注色じゃないのに...常備品って書いてあるのに...在庫が無いんだって...。お~い!って事で、別の幅木を選んでる最中でした。床も貼られ出してます。
今日の現場
shhs080820朝から最後の施主との打ち合わせでした。エントランス部にこの部屋名をSUSの切文字を入れるのですが、その名前の最終確認!その後途中経過を現場に同行いただく。
部屋名は、先方から出てきた2案+1案があったのですが、最初の2案はあまりにも直接的で、個人的には、う~ん!せっかく作るんだったらな~って思っていました。また+1の方は、ある花の英語名なんですが、当然、その花の英語名は知りませんでした。この施設の用途柄まさに、この英語名の名は、「これ何だろう?・どういう意味だろう?」という気持ちが大事なんだと思います。その気持ちが自ら調べてみるという行動へ誘う事が出来るのと、今後その名称が出てきたときにそれは、「○○草」です!ってプチ知識としても記憶に残るんじゃないか?という話を前回させていただいていました。で、見事!今日決定した名称は、「P○i○r○s○ HALL」で決定しました~!良かった良かった!
で、昨日の今日ですので、いつもと違うアングルの写真を一枚!
昨日、現場で塗られていた色に驚く(笑)確かに、日塗工で選んだ色なんだけど...(笑)ちょっと濃すぎない?って事で今日は、希望の色に調合してもらった色に塗り替えられており、お~!すげ~良くなったよ~。この色だよ~この色!(写真のず~っと奥の方にちょっと見える黄緑色の話でした。)
カウンター
shhs080819-1今日は、朝から実施設計の成果物を渡しに行くと同時に確認申請に必要な書類の印鑑を頂きに伺って....ちょっと変更があって...お~!マジですか?(笑)
帰りに、某現場へ寄って進捗状況を確認して、午後から現場へ行ってきました。棚田の際に付くカウンターがほぼ全部乗っていました。(固定していないものもある。)殆どは、取り付いており、養生がされてしました。で、この写真は、取付中のカウンター!数あるカウンターの中で、最長のカウンターです。ふむふむ。
shhs080819-2で、この写真は、別の場所のカウンターです。が!がです。やはり(涙)というか、はぁ~何でだろうな~?と言う感じで、このカウンターは、ゴミになってしまいました。勿体無い!勿体無い!どこかで使えないかな~?
理由は、ここで何回か書いているが、天板と鉄骨の脚が同じ「芯」から創っているはずなのに、10cm以上も端部で違うという現実。だから、口すっぱく言って「芯」の確認をしたのに...(涙)途中まであっててなんで?端部でこんなに違っちゃうの?
コンピュータ(カウンター形状) VS 手書き(床に書いた墨)の勝負でコンピューターの勝ち!って話なんだが、床面に書いた墨も10cmもずれないだろ~!しかし、勝負で勝ったはずのカウンターは廃棄になりました。色々な諸条件から判断するに、カウンターを作り直した方が良いという結果に。
でも、他の懸案事項は、前回からだいぶ修正されてて一安心です。残り2週間!頑張れ!
悩みの角度
shhs080814-2世の中お盆真っ只中のようですが、突貫の現場は通常通り?作業中!で、電話が掛かってきて、あ~だ!こ~だ!を行うが、電話では話が食い違うし、お互いに理解できないので、現場へ向かう。いや~出来てきましたね。ほぼ大まかな形は、出来てきました。棚田!わかりますか?

shhs080814-1で、棚田の上からはこんな感じです。納まりの悪い所があって、意図したように成っていなくて...が、そこからどうするか?という話になるわけです。これがビシ~って行くと最初の意図したものより良くなるケースも多々あるんですが....。う~ん...。突貫=時間がない!って言うのは痛いところです。しかも、お盆!夏休み!人手不足!と...。
呼び出された部分も時間が無いのがネックになっており「とほほ」と言うしか無い。
LGSで下地を作ろうとしたんだが、微妙な出っ張りと引っ込みがあって、うまく出来ない。しかも角度が45度にならないってのも難しさを倍増させてしまってようだ。
結局、前回心配した基準の線の問題は、予想外の場所で発覚したという訳です。
正直ぜんぜん問題にならないだろう?部分で...。結局LGSの一部を撤去して大工さんの方で箱のようなものを下で作って取り付けるって話で解決?(人手の話は残ってますが...)
しかし、ほぼ設計時の3Dパースと同じアングルで撮っているんだが、ほぼそんな感じになってるところが(ならなきゃまずい=笑)
天井は80%完成
shhs080808-1久々の現場へ行ってきました。前回からの進展は、写真を見ればわかりますよね!天井は、ほぼ完成に近づいてきました。お?ずいぶんと装飾的だな~!って話はありますが、それは、デザイン上の表現の仕方の話であってここではそれが問題でも主張でもありません。でも、これがあって次の展開にいけるんだとも思っています。それにしても、突貫なんだが、早いな~!写真に映っていない他の天井部分も3~4種類あるんですが、ほぼ完成に来てる感じ。
天井が終わったところから床部分へ入って行く。

shhs080808-2で、視線を下に向けるこんな感じです。なんだ?うねった鉄骨は...って事になるんですが、これは、足です。右下に見えている大引が床のレベルになります。棚田が徐々に創られて行ってるんです。
一本の曲線からいろいろなものがその線を基に創られていきます。
平面の組み合わせでは、それほど問題にならないけど、立体的な基準線になったとたんにこの基準になる線の位置は、非常に重要で、特に、いろいろな職種が入る工事部分では、前に創った人の面が次の職人の基準面としてしか出発できないという現実があり、2・3の職種が入ると最後は、あ~あ~ここまでどうしてずれちゃうの?ってくらいズレまくる(涙)という苦い経験を昔した私としては、この脚の曲線の墨出しには、現場打ち合わせの時に口をすっぱく!すっぱく!話をしてきました。特に今回は、特に、ここだけですまない絡みもあるのと、上部と下部で仕切りが違うというところもあり...。当然、クリアランスを多く取るようにしましたし、施工図の段階でも、それぞれの基準にしている線が本当に同じ線で作っているのか?確認しいても、実物が付いて初めて、あ~間違いなかったんだ~って事を本当に信じられるんだと思います。
次回が楽しみです。
天井
shhs080731今日の現場打ち合わせ!午後一から施主側との打ち合わせに始まって業者さんとの打ち合わせ!時は、すでに3時!う~!我慢できない。現場を見に行きたいということで、区切りのついた時点で現場へ...。前回からサッシの取り付けが完了して、天井のボードとGRGのモールが取り付いて、空調のダクトなども終わり..。う~!最高に楽しい。やっぱり、作られている時が最高に楽しいときだ。いくら観ていても飽きない。なんといっても自分で書いた線が実物で出来ていく様は変え難いものがある。とは云え、この天井が今回の売り部分ではないすよ(笑)
それにしても、GRGのパーツは、相当あったな~!現場付近には、箱詰めのGRGが所狭しと置かれ、これが全部付くの?って驚きの量です。来週には、棚田の床下地が出来てるかな~?
現場もそこそこに、現場事務所に戻り打ち合わせ再開(涙)えんえんと続き、7時30分。う~!さすがに疲れる。でも、この打ち合わせがあってこそ出来ていくわけだからね。
帰りに、すっかり暗くなってしまったが、nkmrの現場による。土工事が終わって砕石地業に入って来ました。こちらも面白くなってきたよ~!問題の結論は、今日は、出ずじまいだったようだが、ちょっと進展したようです。
軽天と開口補強
080726昨日の現場です。既存の梁についていたGLをはがして躯体がでてきてます。同時に天井の方は、LGSの工事が進んでいます。比較的簡単な天井形状ですが、床に墨を出してレーザーで天井に照射しての作業。奥の方では、壁面の開口を設ける関係で開口補強部分にコンクリート撃ちです。サッシも来週には、取り付けられて、床組に成って行きます。床レベルは、±0~+900までで5つのレベルで丁度、棚田のような感じになります。棚田の際部分に先日の原寸の型板形状の曲線カウンターが取り付くという構成です。
現場打合せでこの曲線カウンターの脚部分の取り合いや、壁面の仕上げの取り合い、色など、一気に今日でほぼ決まった感じ。
残り1ヶ月!頑張りましょう。
解体
080722今日の現場です。解体が進んでがらんどうの空間が出てきました。サッシも解体して...。いくつか、図面に書き忘れていた部分で問題を発見し対応策を考える。1ヵ月後にどんな姿に生まれ変わるか...楽しみです。
うねうね
shhs080718-1今日の現場!って事で、原寸の型板が出来たというので、現場で取り合いなどを確認。うねうねのラインも良い感じ?じゃないですか?
それにしても、やっぱり原寸は大きいですね~!自分で引いておいてなんですが、このラインが走りまくると結構爽快なような...。このラインにそって、コミュニケーションが進む予定です。(意味不明)
原寸
ここ数日書いている「歯」ネタからです。
約1週間ぶりの検診。呼ばれて席について...「○○さん、から話を聞かされています。」と可愛い歯科衛生士から声を掛けられ、あ~!
そう、某友人のとっても仲の良い友人がそこの歯医者で働いているという話を思い出す。挨拶もそこそこに...。口の中を検診される。知り合いの友人とは云え...口の中を見られるのは大変恥ずかしかったです。初回同様に、顕微鏡検査をするって...。
一通りクリーニング終了して顕微鏡TIMEです。1600倍の世界をまじまじと見る。前回より穏やかな画面に一安心。この世界は、どんな風に見えるんだろうと、プレパラートを見せてもらうが、唾液を伸ばしたような...なんでもない見た目。その中で繰り広げられる世界。狭い世界の中に大きな大きな世界が広がっています。

午後!
昨年、夏ごろから始まっていた物件の工事がいよいよ始まります。長~い!潜伏期間を経て、再来週から一気に1ヶ月半ぐらいで行きます。
で、今日は、既存のドアの位置と私の図面との整合性がぎりぎりなので、床に原寸図を描きましょう!って事で現場にベニアを貼って墨だしでした。
現場は、本当は、まだ工事に入れる状況ではないので、とりあえず、ベニアを一度貼って墨だしして位置の確認だけです。ちゃかちゃか行きたいところですが、既存の建物を相手には、骨が折れますね。なんせ、通り芯が不明だから。どの柱を原寸取っても微妙に塗ってるのでサイズがマチマチ。あ~だ!こうだ!して墨だし完了。
終わってみれば、問題のドアの位置が昔の図面より良い位置にずれていたので、私の図面の位置で問題なくいけることがわかって一安心。

ここで、手摺関係のアイアンをお願いしている業者が現場に駆けつける。この墨だしの位置と絡むので...。同時に他の施工図も一緒に持ってきてもらえたようで、見ましょうか~?....

shhs080711お~!何だ?この大きさは....。
普通の青焼きかと思ったら、延びるは伸びる。総延長7~8mぐらい(幅1m程度)の青焼きに原寸の図面。わぉ~!
いままで観た施工図で一番大きいでしょう。鉄骨の原寸検査ならわかるが....。
でも、原寸のすばらしいところは、大きさが「もろ」ってところです。
施工図は、手書きで、フィリピンのセブ島で作成されています。話を聞くと、大きなテーブルの上、または、床において手書きで書いていくと....。だから、原図についてたんでしょうね、靴の足跡がばっちり(笑)
すごい手間だと思います。昔の日本人もこんな感じだったんだろうな~って。
諸先輩に敬意です。