※「一」「ほ」の柱の両側に開口部が付いていただけであれば、縦胴縁の位置を
イレギュラーにする必要はなく、1.5尺ピッチに桁下に縦胴縁の跡が確認でき
るはずである。
特に、「一」「は」・「一」「と」付近の縦胴縁をずらす必要はない。
・同時期(昭和5年)に5軒並びの洋風町屋を同じ大工で作られた事
・間口3間のファサードの作られ方は、他の2軒は同じである。
(開口部が2か所)
・縦胴縁の位置も上記の位置とほぼ合致する。
・土壁+モルタル系の壁より開口部の方が圧倒的に荷重は少ない。
上記から、2階東側立面図は、2か所の離れた開口部があったと推測します。