今週の現場です。先ず、一枚目は、内部壁面のアミュールタッソーの壁です。これは、ボード下地の上にパテでしごいた後に、ガラスクロス(ガラス繊維の織物のようなもの)を下地材として貼りこむ!その状態がこれ!今回選択したG100というタイプのガラスクロスは、一番目が小さい。本当は、目がデカイものでやりたかったが...(笑)田舎の喫茶店という表現もあって...(苦笑)一番フラットに近いこのタイプのものを選択。でも、出来てみると結構、暖かい表情は出ており、やっぱりこいつにして正解?だったと思う。腰壁の色がもっと黄色になるかと思っていたが、丁度いい感じで納まってよかった...。
次ぎは、この下地の上にアミュールコートという専用塗料で2回塗っていく。その1回目の途中です。ガラスクロスを通して見えていたパテしごきの跡が一気に消えて、面が出現してくる!この位置は、待合室です。奥の扉の上の開口が開いている部分は、ガラスが入ります。一枚の天井というのが何となくわかりますかね〜?室内は、広角のカメラじゃないとなんだか良くわかんないね...。
ちょっと、話を外に持っていく!内部は塗装中!
この写真は、二転三転した縦樋の下の部分です。そもそも、雨樋無しで話は、始まり...(理由は、雨樋に落ち葉が溜まるため!このあたりは、樹木が多い!)雨落ち溝があったわけです。でも、この雨落ち溝に玉石を考えていたが、このあたりは、低木もあり、その低木の葉は相当に小さい葉なのである(爆)この葉が玉石の間に入ったらもう、掃除のしようが無い...。って事で、グレーチングになった。でも、屋根の雨が落ちて、跳ねる雨が軒下のウッドデッキに結構かかるのでは?というので...悪い例が近くにあるんだな〜これが〜!北側で、緑に苔が生えている外壁が...。
って事で、雨樋は結局つけた!付けたはいいが、縦樋が出てくるわけで...こいつは、本当にデザイン的に非常にうまくないと思いませんか?外壁まで、斜め(雨勾配)で持ってきて、外壁に沿って落としていく...。って事で、そのまま垂直に落とすという荒技を採用してるわけです。モチロン自立しなくてはいけないので、SUS鋼管を固定端の考え(いわゆる道路標識みたいな自立させてる)で行った。当然、この先には、掃除口・浸透枡と行くわけです。
そして、場所がちょっと違うけどこんな感じで、土間コンに埋め込んだ。これを提示した時、現場サイドでは、子供が登って、樋が壊れる!(確かにそうだ!)ってイマイチの反応!でも、SUS鋼管で下を固めれば、大丈夫だって...ゴリ押し...してません。(笑)色々話をして、の施工でした。出来て見て、予想どうり!バッチリ!子供がちょっと登ろうが全然問題なし。でも、ちょっと太かったな〜...!ビニールが取れれば、違うかな?
そして、今日の大きな問題?を巻き起こした張本人の登場で〜す!ポーチスロープ手摺程度の高さの壁に埋め込まれた「穴開きブロック」!まぁ〜何が問題だったか?ですが...書くのは辞めておきます(爆)個人的には、予定通り?で全然問題なしで、むしろ考えていた方法で出来て「お〜〜〜!いいじゃん!いいじゃん!」だったんだけどね...。この写真だと、ひし形が目立つけど...完成形状では、見えなくなります。
夕方近くになり、近くの役所へ「完了検査申請」の書類を届けに行く。あ〜もう、終わりか〜!寂しくなるね〜!...。
さて、役所から帰ってきて内部の塗装がだいぶ進みました。これは、相談室から待合室方向をハイサイドの窓を通して見てます。奥の壁は、まだ塗ってません。色は、白系ですが、アイボリーというか、黄色が少し入っています。腰から下(腰見切り・腰壁・幅木・床)は、黄色系の木ですので、養生が取れるともっとその色を貰って黄色っぽい暖かい感じになると思います。
ちょっと角度を変えて同じく相談室からです。待合室の曲面の天井が続いていっているのが照明の穴で何となくわかります(笑)内部は、もう殆ど終わった感じです。ちょっと、一部カウンターが入っていない部分(洗面所)がありますが...。残るは、外構ですね...。今日も、色々と問題が出てくる、出てくる。まぁ〜その問題が出てくるのは、楽しい?(語弊があるな〜)んだが...。その問題からうまく良い方向へ行くことは多いから。(=嘘だな〜半々かな?)
最後、もう日は、だいぶ落ちて、待合室に点けられた照明を受けて相談室の天井に出来た影!哀愁がある一枚でしょ!
今回、内部で、建具枠をどうするか、悩みました。結局、枠無しでやったのは、このハイサイドの部分のみでしたが...。枠があると、そこに何かがあることを「はっきり」と表明してしまう。今回は、どちらかというと、稜線を消したい所は、消して行きたかった。よって、あっちこっちに曲面が出てきたのだが...。なかなかね〜!