
個人的には、ポーチ上部の軒天周りの部分が一番気に入っていてここの浮遊感を写真に収めたかったのだが...どうも、駄目だ...。あれも、これも入れたい(笑)そうすると焦点がボケるというか、まぁ〜周りに障害物が一杯あるので...しょうがないといえばそうなんだが..。
でも、何枚も撮る。そして、気に入らない(涙)
カメラのレンズの限界もあるんでしょうね...。
と、カメラのせいにしてみる。
とりあえず、プロのカメラマンの腕を楽しみに待ちましょう。

昨日の現場定例に続いて、本日は、クライアントとの打ち合わせで現場へ行ってきました。残り1ヶ月となり、色々と決めることが目白押しです。少し遅れ気味なので決めることは、バンバン決めていかないといけません。さて、写真ですが、玄関内からポーチ(スロープ)方向を見ています。ちょっと前のブログを見てもらうと分かるのですが、画面右手に垂れ壁が出来ています。これは、当初付いていました。本当は、もっと下まで垂れ壁が来ていて、下見窓みたいな程度の開口だったのですが、暗くなるので垂れ壁は、全て中止になって施工が進んでいました。しかし、実際に出来てくるとすごく良い感じだったのですが、雨の吹き込みを考えるとやっぱり垂れ壁が必要なんでは?という話になり、急遽垂れ壁が復活した訳です。視線を遮らない程度で、内部(ポーチ)からと外部(敷地外)からの視線が何となく通じる高さで!ってことです。
垂れ壁下端の納まりです。一番最初の設計では、もっと垂れ壁が低かったので、下面にライトを埋め込んでフットライト的な計画でしたが、今回の高さだと、丸見えなので、ライトが見えるのはイマイチになります。よって、塞いでしまいました。ただ、この垂れ壁の通気を取る必要がある(室内には接しない壁ですが、外壁材が通気が無いと良くないという事)ので、柱幅(120mm)で目地を入れています。ココから外部空気を壁内に取り込み屋根まで通気させています。
最後に、昨日のアングルよりちょっと下がった玄関あたりからです。曲面もココまで緩いアールだと平面に見えなくも無い?(笑)まぁ〜それは、それでOKでしょう。平面で屋根とあわせて切り妻上に天井を設定すると必ず稜線が出てくるので、それが消えてるだけで十分ですね。
先週から1週間、早いものです。今日の定例の最中に外部の見切り部分(木の外壁とガルバの外壁)=天井の曲面部分を大工さんが試しで作ってくれました。設計仕様では、天井は、曲面です。見切りは、多角形でした。先週、天井の曲面が色々と問題があるので、別の仕様にしようか?どうか?悩んでいたのだが....。悩むほどの話では無いのだが...。なにぶん、作る側が曲がらないって言うんでは....。昔の物件で、多角形の天井を作った事がある。この時、多角形には、こだわって曲面ではなく多角形にしたのである。この時の大工さんには、何で多角形なの?曲面でいいんじゃない?って(笑)確かに、出来上がりは、こだわったのに、寒冷紗にパテでしごいたら、稜線は、すっかり消えてしまった(涙)のである。ボードを細かく切って貼ってやったのに...である。一方、今回は、その経験を活かして、曲面で行こうと思ったのだが....曲がらないって言う(爆)それじゃ、多角形でいいよ。というと、そうすると、曲面に見えない!う〜ん!私の経験から言うと、昔の物件よりはるかに曲率が大きい今回のものは、多角形でも絶対に多角形に見えない自信がある。とりあえず、天井は、多角形に寒冷紗にパテしごきで行く事になった。
一方、外部の見切りは、当初Rのアルミの見切りであったが、減額で多角形になっている。その下地は、Rで木を曲げて取り付ける事が出来た。多角形のガルバの見切りを乗せて確認。多角形が妥協のように考えている?手間がかかりすぎる?のか、色々と努力してもらえているようです。
屋根がようやく葺き上がってました。遅くなってしまった原因は、軒先の雨樋を先に付けないと屋根が葺けないからだった訳です。雨樋も綺麗に取り付いて、結構いい感じでした。横葺は、やはり1枚もので葺いているのですごくシャープなイメージを与えます。