3-3-6
3-3-6壁面時のパース

三角形の弱い同士を足し算して六角形をつくる。

  木を使った架構を考える。軸でフレームを作りそれを連続させていく方法から平面的な拡がりから立体を展開できないか?短い材料をずらせて組んでいく方法で...。
3本の木材があれば、それぞれの材の端部に乗り、端部に別の材を載せる架構が作る事が出来る。(下図A参照)これは、3点で支持され鉛直荷重がかかると締まって行きます。しかし、逆からの荷重(吹上げ)には、効果がありません。
ここに、もう一つの3つの材で組まれたものを逆さに載せる(下図B参照)と、下部3点・上部3点で、青のユニットと赤のユニットの弱い方向をお互いに助け合うことができます。さらに、青・赤ユニット端部をテンション材で結ぶ事で6本で一つのユニットが完成します。(下図C参照)このユニットを三方に展開することで面的な拡がりを得ます。
3-3-6概要
全ての柱・梁に同じ仕口を刻むことで、垂直水平へ展開していくシステムを提案する。
3-3-6システムの概要
@ 100×150の木材に全て同じ仕口を刻む。
A 3本の材を組んでいく。
B 3本で組んだパーツを、もう一つ作り
   上下反転させて6本一組のユニットを作成する。
C 1つのユニットの端部にテンションを導入する。
D ユニットを繋げて行く。
E ユニットを垂直水面方向に展開し門型フレームを作成する。
   妻面を150×150の材をずらして積んでいく。