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宵の市 行燈障子デザイン ワークショップ

 蔵造りの町並みの旧家の土蔵の改修工事が2年前に始まった。改修にあたり土蔵内の整理を始めたNさんは、古い板に挟まれた物を見つける。汚らしいのでそのまま捨てようかと迷ったが、先祖が大事に保管してあったのだからと中身を観てみる事にしたという。そして出てきたのが伊勢型紙115枚である。太物商「足立屋」の子孫であるN家の土蔵から出てきた伊勢型紙は、川越、江戸の町の人の生活に彩りを与えたものそのものであった。
 一番街商店街で2013年3月から3年間、毎月第一土曜日を「夕市」(当初の呼び方)を開催する話が「川越町並み委員会」に持ち上がる。委員から意見を受け、商店街からNPO法人川越蔵の会に行燈製作依頼を受け、デザイン部会で検討を繰り返し採用されたのがN家で見つかった伊勢型紙を使った行燈案であった。
かつて、人々に色々な柄で彩りを与えた物が、違う形で再び川越の夜の町を彩るのである。
製  作:NPO法人川越蔵の会       
川越一番街商店街宵の市チーム  
NPO法人川越蔵の会サポーター  
木谷安憲(ワークショップ)   
近隣小学生(ワークショップ)  
アルテクルブ(ワークショップ) 
東洋大学学生(ワークショップ) 
協  力:幸町住人 Nさん(伊勢型紙提供)
川越の旧家に眠っていた伊勢型紙115枚の中の一枚! 大型スキャナーで読み込む! A2サイズに入る大きさでトリミングを行う! A2サイズに拡大! 出力された物の上にトレーシングペーパーを載せ、マジックでトレースする!
50%縮小してA4に出力! 川越の旧家に眠っていた伊勢型紙115枚の中の一枚! 大型スキャナーで読み込む! A2サイズに入る大きさでトリミングを行う!
A2サイズに拡大! 出力された物の上にトレーシングペーパーを載せ、マジックでトレースする! トレースした物を大型スキャナーで読み込む! 大型スキャナーで読み込む! 50%縮小してA4に出力!
ワークショップ参加最年少6歳の女の子二人の作品

小学生とアーティストとのワークショップ

 伊勢型紙を使い、地元小学生とワークショップをするにあたり、アーティストを入れることは非常に大事である。アーティストの発するたった一言や、存在が子供に与える影響は大きく全体としてもまとまるのである。
講師として川越で子供とのワークショップで数回実績のある木谷安憲(きだにあんけん)氏に相談をすることとなる。
 相談するまえに、蔵の会では、伊勢型紙を使った案を幾つか模型もつくり実験を繰り返していた。しかし、どれも大変手間・時間がかかり小学生に2時間程度のワークショップで完成させる事は難しい状況であった。そんな経過を話つつ木谷氏からの提案に一同納得してしまうのである。
個性・個性と呼ばれる時代だが、2時間の短い時間でいきなり何か描いたり作ったりするのは難しい。トレース(なぞる)をするってのはいかがでしょうか?描く子によって、線の太さや強弱も違う、省略したり付け加えたり...。同じ元絵からでも一つとして同じものはできない。その過程が個性なのではないかと....。
さらに、トレーシーングペーパーにトレースした物を縮小すれば、密度が上がり作品として成立する...。
ワークショップ作業風景 2013.02.16 川越市立美術館工作室

川越の旧家に眠っていた伊勢型紙115枚の中の一枚!

大型スキャナーで読み込む!

A2サイズに入る大きさでトリミングを行う!

A2サイズに拡大!

出力された物の上にトレーシングペーパーを載せ、マジックでトレースする!

トレースした物を大型スキャナーで読み込む!

50%縮小してA4に出力!

ワークショップ参加大人の作品