地元川越の設計事務所の大大先輩の
前田さんからメーリングリストで流されてきました。
----以下その内容-----
守山さん
郷土を描く埼玉子どもの絵 第23集に「川越の古い商家」として伊勢やが描かれています。さすが古い商家です。
川越市立砂中2年○上△子さんの作品です見てください隣の大正館は、デホメルされて印象的です。
出版は、埼玉新聞社¥1,680円 税込み 地元本屋さんで買いましょうこのようなすばらしい子どもの感性を小さく町の中に置いたら、と思います。スマイル会の出番です。
小学校1年生の絵には、夢があります。豊かな表現が・・・・・見てください!そんな市内の子ども達に、川越の歴史を描いてもらい、タイルに焼き付けても、いいな! てなこと考えますが、ご無理でしょうか!
----ここまで-----
早速、どんな物かと思い、大き目の本屋へ行って来ました。所が、在庫切れです。残念ながら、図書館にもありませんでした。
在庫切れとは言ってはいるが、実際のところ仕入れていないの実情だな〜!
さて、前田さんが言うように、「川越の古い商家」として、いせやが描かれている事は、半分、嬉しく、半分残念です。
前田さんは、いつも、守山さんは、古いのが好きだからといいますが、
決して古い物を作って行きたがってる訳ではありません(笑)
何の脈絡も無い新しい物を川越(観光地周辺を指して)に建てる事には、反対です。脈絡の無い新しい建物が建っても、あの町が活性化するとは到底思えませんので。ならば、古いものから発展させたものを入れることで、全体で歴史を作っていく方が良いと思っています。その意味で「味の店いせや」は、1・2階の部分は、川越の洋風町屋の特徴(それが本当に特徴であったのかは、わかりませんが、現在残されているそれらの特徴を改めて、川越の特徴として、新規に造り定着させていく事は、まちづくりとしては、いい方向だと思っています。)を取り入れた結果が、今回の「川越の古い商家」として、中学生の目に映ったことは、成功?と感じると同時に、それが、本当に昔からあった建物としてその子の中に記憶されて行く事への罪悪感もあります。
後者の罪悪感は、結局は、フェイクとして映画のセットを作った事と同じだと思われてしまったのではないかと...。
歴史の上塗りを目指していたので...。
その意味でも、絵を見たかったんですね。
でも、描かれる対象になった事は素直に嬉しいです(笑)。
今度、お邪魔して見せてくださ〜い。