2003.11.11
外壁と内部 5
川越は、江戸・明治・大正・平成と交通手段が舟運から鉄道そして車へという流れの中で、中心地が変遷した日本で唯一の都市である。
変遷することで、建物が取り壊し新築という流れを取ることなく今も生き続けている町なのである。
そして、他の観光地化した都市との大きな違いは、そこで、商いを行いながら住人として住み続けているということである。
今回の建物の建替えにあたり、大正浪漫かおる町並みの中に突如現代風の建物を挿入するという考えもあったが、
町のラインを活かしつつ、そこに住んでいる住宅という存在を通りに出現させることが、この町全体の特徴を形成していく上で重要と考えた。
その答えが、3階建てであり、3階を通りから隠すのでなく、アピールしていくということである。
人は、生きているし、町も生きている。時代も移っていっている。映画のセットの作られた町ではない。
それが、川越のこの地域の他との違いであり、違いは、特徴である。同時に3つの縦長窓の様に作って育てていかなければ、ならないものだと思う。
通常、住宅部分は、商いを生かするために犠牲になる場合が多々見受けられるが、
商いを活かしつつ住宅部分に豊かな空間が生まれることを願い設計を行っている。
変遷することで、建物が取り壊し新築という流れを取ることなく今も生き続けている町なのである。
そして、他の観光地化した都市との大きな違いは、そこで、商いを行いながら住人として住み続けているということである。
今回の建物の建替えにあたり、大正浪漫かおる町並みの中に突如現代風の建物を挿入するという考えもあったが、
町のラインを活かしつつ、そこに住んでいる住宅という存在を通りに出現させることが、この町全体の特徴を形成していく上で重要と考えた。
その答えが、3階建てであり、3階を通りから隠すのでなく、アピールしていくということである。
人は、生きているし、町も生きている。時代も移っていっている。映画のセットの作られた町ではない。
それが、川越のこの地域の他との違いであり、違いは、特徴である。同時に3つの縦長窓の様に作って育てていかなければ、ならないものだと思う。
通常、住宅部分は、商いを生かするために犠牲になる場合が多々見受けられるが、
商いを活かしつつ住宅部分に豊かな空間が生まれることを願い設計を行っている。