architecture
木組み網代ボールト建方 2日目

2日目です。土日休日返上?でポリカの切欠きの加工をしてもらったものを取り付けそこに次のB部材を差し込んでいっていきました

最大の難関?と思っていた間仕切りのポリカの壁に木梁が貫通する部分。
ちょうどC部材とB部材の絡む位置でそれぞれの材からクリアランス25mm見ている。
仮組みの時点で試しに10mmでやってみる予定であったが、手違い?でできなかった。
よって、クリアランスをどの程度見れば施工できるかわからないままになってしまった。
一応25mmずつみて駄目な場合は、現場で切り欠きという結論でやっている。
実際には、上下25mmのクリアランスは正解だったと思う。
しかし、左右の25mmは10mmでも施工可能だった思う。時間との戦い?なのでしょう。
あ〜っ、電池が....。カメラの電池が切れてデジカメが撮れない。
写真は午後からのもの。
約半分のところまで来ている。ここに来て材と材を入れていくのに結構きつくなってきていた。
理由1.D・E部材(鉄骨梁に取り付く部分)がまだ、溶接されていない状態なので、動く。(いい意味で、悪い意味でも)
よって、実際にあるべき場所から20〜30mmずれてきていた。そのため。仕口がうまく合わなくなってきていた。
理由2.多少のずれは、D・Eを溶接していないので、動かして調整できると思っていたものが、材の荷重と複雑な材同士の絡みで思うように動かなくなってきていた。
急遽組むのは、ここまでで中断。午後からは、今まで組んだところの材を正規(設計上の位置)の位置へ微調整することに。
ボールトの中に立っている何本かの細い棒は、唯一垂直水平がでている頂上のC部材を正規の位置(高さ・水平)へ固定。
これで、D・Eが正規の位置に戻ってくれれば、いいのだが、そう簡単な話ではなかった。
正面から
ポリカがすりガラス状に見えるのは、保護シートが両面付いているため。
D・E部材を正規に位置に持ってくるようにハンマーやチェーンなどで、ひっぱたりしていった。
すべての材が化粧材なので、傷が付かないように結構、気を使う。
どうも思うように正規の位置に来ない。
皆、口数が減る。
鉄骨のアーチ付近は、鉄骨のガセットがつけられなかった(下地の箱が邪魔していたので、)ものを少しでも実際の状況に近づけようと
下地の箱を切り欠いてガセットを取り付ける。
下地の箱は、あちらこちら開口が開けられ形が少しずつ変形してきてしまった。八方塞がり。
基準と成るものが信用できなくなってきた。
ますます、皆の口数が減る。
口数が減る中、必死に何とかしようとする山下さん。
とりあえず、D・E部材を先端の梁から正規の位置へ来るようにと何度も墨だししなおした。 よし、明日、とりあえずD・Eのガセットを決めながら各材のボルトを本締めして行こうということで、
今日は、ここまで...............。
   
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